のんべんだらり

そんなことより、おいしいものでもたべにいきましょう。

2014年12月10日にお誕生日を迎えた女の子のこと

去る2014年12月11日。

AKB48 高橋チームA所属の松井咲子さんを応援し始めてはや4年…?

やっと。やっと!やっと!!!生誕祭に参加してきたよ…!!という喜びを忘れないようにしておくための書き散らかし&推しの生誕公演には死に物狂いで入った方がいい、という至極シンプルな結論のおはなし。

 

AKBさんの劇場公演は遠方枠(10日前に当落発表)またはモバイル枠(2日前に当落発表)でない限りは基本的に観覧希望の公演の2日前に応募→前日の15時以降に当落発表、なのでわりと強行の参加でとってもバタバタしましたが、無理して行って良かったなあ…と心の底から思っているのであります…。

遠方も外した、モバイル枠も外した、で「あぁ、今年も行けないのか〜」とスケジュール的に無茶する覚悟だけを固めては散らし、ただただDMM配信だけを待つ例年通りの生誕なのか、と肩を落としていた時の当選の知らせだったので喜びもひとしおです。はぁ、いま思い出しても幸せだったな…最高だな…

 

もう、ずーーーっと女性枠の特権・5列目のセンター(松井さんを見るなら本来は下手寄りの方がいいかなとは思いますが、女性枠なので仕方ない)で松井咲子さんの推しカメラ状態だったのでチームA公演を見てきた!というよりかは松井咲子さんを追いかけ回してきた!という表現の方が正しいのですが、本題の松井咲子さんのお話に入る前にA公演で覚えていることをつらつらと。

 

・谷口めぐさん

とっても存在感があったし、キラキラ感が出ていてよかった!

全体曲ではあっちゃんポジで、たかみなポジの十夢ちゃんとシンメトリーだったんだけど、大島チームKでガッツリと客席へのアピールする力を身につけてきた十夢ちゃんと互角にやり合ってるのは本当にすごいなぁと思ったし、松井さんの生誕が初あっちゃんポジだったらしいんだけど、前からやってたのかなぁって思うくらいそこにいるのが自然…というか当然のような輝き方で目で追わずにはいられませんでした…!

たまにAは地味とか小さく収まってるみたいなことを聞く度に、いやいやそんなことないよ〜、と心の中で反論していたのですが、これからは堂々と「おいおい谷口めぐちゃんのこと知らないな?」みたいな顔で話せるな〜、なんて思ったくらいには素晴らしかったです!

ひざを上げたり蹴り上げる振り付けとかもほんとに全力で蹴るから後半に向かうにつれ顔が少しずつすこしずつ赤くなっていくんですけども、苦しそうな顔じゃなくって楽しそうな顔をしているところがいいなぁ、と思いました。その場にいることが楽しい、っていうのを顔に出せる子ってゴロゴロいそうだけど実際はそんなにいない気がしているので、これからもずっとそうあってほしいな〜、なんてぼんやりと考えています。

 

・岩田華怜さん

パフォーマンスが超達者なのは誰もが知るところかと思うのですが、いや〜…ほんっとに彼女の恋愛禁止条例は絶品ですね!!

 

サビの♪いけないとわかっても♪もしあきらめられるなら♪のくだりの一連の細かくてなめらかな振り付けがとても好きなのですが、いや〜〜〜…ここのロッキングダンス的なステップで移動する岩田さんの軽やかさったらクセになりますね!最高かよ!

楽曲も数多の公演ユニット曲の中で指折りの良さだと思うので何度でも見たい。岩田さんのパフォーマンス、ここへきてまた磨かれてきた気がするのでもっともっと前に出して経験を積ませてほしいと切に思う…!

 

やっぱり恋愛禁止条例公演は素晴らしいなあ。

振り付けはそんなに難しくないな〜って曲が多いんだけれども、その分歌詞の咀嚼をきちんとして表現することが求められるものがとても多いセットリストように自分の中で勝手に思っていて(そしてそれをさらに複雑に深化させたのがA6thかなぁって)、結果として、その子はアイドルとして1曲1曲どう演じるのか?、みたいな表情とか指先の動きとか細かな部分に集中できるので見ていてとても楽しかったです。わーい!

 

なんか岩田さんの話からそれたな。

ごめんね華怜ちゃん。好きだよやまがたけ。

 

・少し気になったこと

黒い天使、よくなかったとかそんなんじゃ全然ないんだけど、色気が足りないな〜って心の底から思った。

小嶋さんがいるときに見てみたいな〜…(入るのは至難だろうけど…)

 

っていうか、あれなんですよ。

アンフィシアターで見た鈴木まりやんぬさん(彼女のパフォーマンス、いつ見ても丁寧で繊細でステキなので一度公演でじっくり見てみたい…!)の黒い天使が良すぎたんですよ、あれが頭にこびりついていてもうなんていうかすごい。

黒い天使は陰の表現が得意なOver20専用曲でいいんじゃないかとさえ思う…

 

え?っていうことは、あっちゃん黒い天使を17歳とかでやってるの?

化け物だな。あっちゃん強すぎる…!

 

これ以上引っ張ると松井咲子さんのお話がいつまで経っても出てこないので一度切り上げようと思います。

 

で、そうそう、松井咲子さんはネコ目で背も高くって、クールなのがとてもハマる体躯だと思うのでSwitchとかナミダの深呼吸で流し目をバシッと決めてみてほしかったのですが、いかんせん本人が生誕ということもあって終始喜びを隠しきれずニヤニヤしがちだったのが微笑ましかったです。

 

これは本人の性格によるところが大きいだろうなあと見ているんですが、

彼女の外見スペックを書き出すともっと冷たく?威圧感があるように?思われても仕方なさそうなところもあるのに、佇まいに人柄の良さがにじみ出ていてつい菩薩顔をしがちなところが改めて彼女のいいところだなぁと確認しました。(でも、やっぱりもう少しかっこつけてもいいと思う!笑)

 

そりゃ、11歳離れた後輩に気軽にdisられるほど親しまれちゃうわ〜、と思います。もちろん、それは普段から後輩の面倒見が良くって厚い信頼関係を築けている証拠なわけですが…!

 

以前のチームKにいる頃から、前座ガールズの衣装の色を決めてあげたり、それを写真に撮ってモバメに添付して送ってきたり、兼任メンバーとすぐに連絡を取ってお友達になったり、面倒見はとてもいい子だな〜、と思っていたのですがAに行って年長メンバーとしての自覚が芽生えてからの人間的な成長が著しくて。

わたしはメンバーでもなんでもないいちファンの外野ではありますが、松井咲子さんはいまのチームAになくてはならないメンバーだろうなあ…と勝手に位置づけています。

 

なんていうか、彼女はとても頭のいい人で、周りがよく見えているからこそ自分の立ち位置とかそういうのを分かりすぎていて、以前はトーク時に「あ、いま遠慮して譲ったな」みたいなことも多かった。

でも、最近は率先して後輩にいじられたり自虐して話題を振ったり、散らかったらまとめたり、トークを回す側に徹することで若い子達の持ち味を引き出したり安心して話せる空気作りが上手くなってきているので、これを続けていけば彼女の目標でもあるバラエティタレントにまた近づいていけるといいなぁ…

 

そうそう、そんな感じで周りが見えすぎているのと性格が穏やかで争いに向いてないのもあってか、ずっと遠慮しがちというか、きっといろいろ考えているだろうにそれを長いこと押し込めてきたのか、出し方が分からなかったから言いようがなかったのかは分かりませんが、ずっとガツガツしたことはここまで口にせずに来ていた松井さん。

個人的にはそんな控えめな彼女もらしくて好きですが、ずっとコツコツ頑張ってきているのだからもう少しくらい大きなことというか、野心を覗かせたっていいのに、と思っていて、総選挙とかも、いつも順位どうこうというよりかは自分に自信を少しでも持ってほしいなあと思って投票していたので、彼女のこれまでの積み重ねにチームAに行ってから手に入れたものが加わって心のあり方が変化したのか、生誕の最後の挨拶の「売れたい」という短くもよどみのない発言は心の底からうれしかったな…

 

その後、すぐに「わたしのこと好きじゃなくていいんです、とにかく知名度がほしくて…」と補足していたところも彼女らしいなあと思います。

 

 おそらく、この発言は卒業した後のことを強く意識したものだと思うのですが、それでもここまでハッキリと言ってくれたことに全力で拍手したい!ありがとう松井さん!

 

昨年の生誕のとき、彼女のお母様からのお手紙の中で、

“音大に進学して普通の人生を送るはずだったのに、私がAKBに応募したから全然違う人生になってしまって本当に良かったのか考えることがある。親にも言えないような辛いことや苦しいこともたくさんあるはずで、あのまま普通の人生や暮らしを送っていたならそんな辛い思いをしなかったんじゃないか…と責任を感じることがある”みたいなことを書いているくだりがあって。

それを受けて考えると、今年の生誕で彼女が口にした「売れたい」という言葉は、きっかけは母だったけれど芸能活動は自分の意思で続けている、という昨年の母の言葉に対する答えなんじゃないかな…と勝手に思っていて、そう考えるとなおのこと応援していきたいなぁという気持ちを強くした次第です。

 

歌もダンスもあまり得意じゃなくて、なんならだいぶ年の離れた後輩に「希望的リフレイン、あんなに教えたのに本番踊れてなかったですよね?」なんて言われちゃったりもするけど、持ち前のまじめさとかコツコツ頑張るところはスタッフさんからの信頼も厚くてかつては歌番組のアンダー出演もよくやっていた(だからって、いまだにTEPPENの紹介VでBeginnerの麻里子さんアンダーの映像を使うのはどうかと思うw)り、得意のピアノでコンサートに華を添えたり、キャプテン不在の公演をまとめたり後輩の面倒を見たり、ショートスリーパーで深夜にラジオを聞いてニヤニヤしてみたり、かと思えば何か有事の際にはコンパクトに自分の意見をまとめてモバメしてきたりと、人が良くてファン想いでマメな松井咲子さん、24歳のお誕生日おめでとうございます!

 

25歳のお誕生日も、ぜひお祝いしに行きたいものです…